2.7 壁式構造




項目 内容
補コンブロック 耐力壁の水平投影面積は通常45u以下、剛なRC屋根・スラブを有する場合は60uまで
A種コンクリートブロック:地上2階建、軒高7m以下
B種・C種コンクリートブロック:地上3階建、軒高11m以下
壁量(A種)、平屋:15cm/u、最上階から2つ目:21cm/u
壁量(B種)、平屋:15cm/u、最上階から2つ目:18cm/u、最上階から3つ目:27cm/u
壁量(C種)、平屋:15cm/u、最上階から2つ目:18cm/u、最上階から3つ目:21cm/u
壁体中空部に打ち込むコンクリートの設計基準強度は21N/mu以上
壁ばりに型枠ブロックを使用する場合、打ち込みコンクリートの厚さは耐力壁内部のコンクリート厚+3cm以上
耐力壁の頂部にはRCの臥梁を設ける、ただし平屋の場合現場打ちRC造の屋根があればOK
複層のハイブリット構造の場合、特に1階部分の剛性・耐力に留意、また耐震要素の配置バランスも重要
縦筋はブロック空洞部内での重ね継ぎ不可
高さ1.2mを超える場合、塀の長さ3.4m以下おきに控壁を設ける
塀の配筋では構造計算を省略する場合は径9mm以上の鉄筋を縦横に80cm以下の間隔で配置
壁ばりにおいて構造計算を省略する場合はせいは45cm以上とする
壁式RC 壁式ラーメンRC造(HFW)とは、はり間:独立連層壁構造、けた行:壁柱とはりから構成されるラーメン構造のこと
壁式RC造を多雪地域に建設する場合は水平耐力の検討が必要
鉄筋比、最上階(含む平屋):0.15%、最上階の1ヶ下:0.2%、その他:0.25%
耐力壁厚さ、平屋:12p以上かつh/25以上
耐力壁厚さ、2階建ての各階及び3~5階の最上階:15cm以上かつh/22以上、他:18p以上かつh/18以上
壁ばりの幅は接する耐力壁の厚さ以上、せいは45cm以上
耐力壁の厚さが規定値よりも大きい場合は壁量を規定値から3cm/mu引く事が可能
耐力壁の鉄筋はD10以上、見付け面積に対する間隔はそれぞれ30cm以下
地上階数5階以下、軒高16m以下、各階高3m(超える場合は試験必要)以下まで可能
耐力壁の実長は45cm以上、かつ高さの30%以上
使用するコンクリートの設計基準強度は18N/mu以上
壁量、平屋または最上階から3つめ以上の階:12p/u、最上階から4つ目以下の階:15cm/u、地下階:20cm/u