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1.2.3 部材の変形(たわみ)



 ・ たわみとは:「梁」に荷重がかかった際に生じるわん曲(たわみとたわみ角がある)

    

 ・ たわみ、たわみ角の求め方:公式のみ! ← 暗記です…

 ・ 建築士試験におけるたわみ系の問題:単純にたわみを求める、もしくは不静定構造体(次項参照)

 ・ たわみ:(集中荷重)、(分布荷重)

 ・ たわみ角:(集中荷重)、(分布荷重)

 ・ 各種構造体の荷重別たわみ係数(δ)、たわみ角係数(θ)

構造種・荷重状態
たわみ
たわみ角
片持ち・集中荷重
片持ち・等分布荷重
単純・集中荷重
単純・等分布荷重



「たわみの公式よりたわみ・たわみ角を求める事ができる」


以下の構造体の先端部におけるたわみ・たわみ角を求めよ

ただし、部材のヤング係数をE=2.0×10^5[N/mm^2]とする

(実は…建築士試験においては実際のたわみ量を求める問題は殆どありません…

以下の演習問題のように比を求めるものが非常に多いです)

    




たわみの公式に代入後、計算 ← 単位に注意!Nとmmにあわせるのが通常



以下の梁のたわみが等しくなる場合のPとwの比を求めよ

ただし、断面寸法・材質は両部材ともに等しいものとする

 



以下の梁のたわみの比を求めよ

材質は同一とし、断面形状は以下に示す