判別



 1) 構造体の「
静定」「不静定」を一瞬で見抜くことができる

 2) 判別の式より「不安定」「安定」、「静定」「不静定」を分別することができる

  注:1級建築士試験においては、1)のみで十分かも…




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 注:以下のコメントはあくまで1級建築士試験を主眼においたものです
   本来の(?)「構造体の判別」に関する資料としては不十分ですのでご了承下さい
   (建築士試験のみに関しては十分だとは思いますが…)



 ・構造体の判別に関する問題は過去10年で1度だけ…
   (ただし、基本的な構造種別は一瞬で「静定」「不静定」を判別する必要はあり → 以下に例を示すので覚えてね)

 ・静定、不静定の差異により全く別の問題となります(解法が異なる) ← ってことで一瞬で見分ける必要あり

  1)静定構造物 → 力の釣り合いのみで「支点の反力」「構造体の応力」を求めることが可能

  2)不静定構造物 → 力の釣り合い+α(通常は部材の変形)で「反力」「応力」を求める


 ・一瞬で見分ける方法 → 支点の反力数に注目 → 反力数の合計が3ならば静定
   ただし、反力数の合計が4つでも静定の場合あり → 3ヒンジラーメンのみ
  (上記静定の法則に則らない構造体もありますが、1級建築士試験では無視しちゃってOK)

 ・一般的な静定構造体の例(過去の出題傾向より)

  反力数の合計が3になる場合は

  1)固定のみ(片持ち梁)

     

  2)ピン支点+ローラー支点(単純梁、単純ラーメン、トラス)

   単純梁


   単純梁



   単純ラーメン



   トラス



   トラス



  反力数の合計が4になる場合は

  1)ピン支点2つとピン節点1つ(3ヒンジラーメン


   3ヒンジラーメン




 ・過去出題された不静定構造体


   固定+ピン(反力4)


   固定+固定(反力6…)





構造体の判別方法   ← 不十分なんて言っていたのですが念のためちゃんと求める方法も追記しておきます、笑
                              詳細はコチラ(演習問題もあります) → 2007年バージョン判別

 ・構造物は安定・不安定、静定・不静定に分けられる

       

 ・安定⇒力が加わっても容易に変形しない

 ・不安定⇒容易に変形

   

 ・静定⇒力の釣合のみで反力を求めることができる ← これポイント

 ・不静定⇒力の釣り合いのみでは求められない⇒変形を利用(ちょっと面倒ってこと、まだ資料できてません…)

 ・公式を利用すると上記4つの状態が判定できます

 ・公式 ⇒ m=n+r+s-2k

  m<0で不安定、m=0で静定、m=>0で不静定

  n:反力の総数、r:部材数、s:剛接合(支点のみ)の部材数、

  k:接点・支点・自由端の合計

 ・r:部材数⇒全ての支点、接点で分割

     

 ・s:剛接合の部材数は以下の図参照

     


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